説明
リラグルチドの効果効能
ビクトーザ皮下注射の主成分「リラグルチド」は、ヒトGLP-1アナログ注射液に分類される医薬品です。インスリンの分泌を促して血糖値を下げることから、2型糖尿病の治療に主に使用される自己注射です。
糖尿病は血液中のブドウ糖が適正量より過剰になった状態です。血糖値が高い状態が続くと血管が傷つけられ、病状が進行すると、心臓病、腎不全、足の切断、失明などといった合併症を引き起こす場合があります。
血糖値が高くなるのは、膵臓から分泌されるインスリンの分泌量が不足することが原因です。インスリンは通常、血液中の糖の量を一定にコントロールする働きを担っています。
特に2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下したり、インスリンが効きにくくなったりして血糖値が高くなります。
ビクトーザ皮下注射の有効性分リラグルチドは、インスリンの分泌を促す「GLP-1」というホルモンと同じように働き、GLP-1受容体を活性化させてインスリンの分泌を促す作用があります。これにより、血糖値を下げる効果をあらわします。
参照:
「GLP-1受容体作動薬リラグルチドの長期成績及び使用前後のグルカゴン負荷を用いたインスリン分泌能評価」日本糖尿病学会
*ベターヘルスでは、糖尿病のお薬も各種ご用意しています。
リラグルチドの使用方法
成人の場合は、0.9mgを1日1回、朝または夕方に皮下注射します。
ただし、1日1回、0.3mgから開始し、1週間以上の間隔で0.3mgずつ増量します。
注射時刻は朝または夕方のいずれでもよいですが、可能な限り同じ時刻に注射してください。
注射量は状態に応じて適宜増減されます。1日0.9mgで効果が不十分な場合は、1週間以上の間隔で0.3mgずつ最高1.8mgまで増量します。
医師から使用方法の指示がある場合は、指示に従って投与してください。
リラグルチドの副作用
リラグルチドの副作用として、下記の症状が現れる可能性があります。
● 胃腸症状:便秘、悪心、下痢、腹痛、吐き気など
● 代謝及び栄養症状:食欲減退、高脂血症など
● その他の症状:じん麻疹、発疹、甲状腺腫瘤など
また、稀に重要な副作用として下記の症状が現れることがあります。
● 低血糖
● 膵炎
● 腸閉塞
● 胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸
上記の症状や違和感があらわれた場合は、使用を中止し医師の診察を受けてください。
ビクトーザ皮下注射の使用上の注意
重要な基本的注意
● 本剤はインスリンの代替薬ではありません。本剤の投与に際し、患者のインスリン依存状態を確認してから、投与の可否を判断してください。
● 注射は腹部、大腿、上腕に行い、注射箇所は毎回変更してください。少なくとも2〜3cm、前回の注射箇所より離してください。
● 低血糖症状を起こすことがあります。高所作業、自動車の運転等をおこなう方への投与は注意してください。
● 投与する場合は、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬の効果を確かめてください。3〜4ヵ月間投与しても効果が不十分な場合には、速やかに他の治療薬へ切り替えてください。
ビクトーザ皮下注射の保管方法
● 乳幼児、小児の手の届かないところで、光を避けて保管してください。
● 使用開始前は凍結を避け、冷蔵庫内(2〜8℃)に清潔に保存してください。
● 使用開始後は冷蔵庫に入れず、キャップなどで光を避けて室温で保管してください。
● 開封後は30日以内に使用してください。
● 薬剤が残った場合は、保管しないで廃棄してください。また、他の人に譲渡したりしないでください。
ビクトーザ皮下注射の通販・個人輸入について
本品はノボノルディスクファーマ社が提供している医薬品です。
ベターヘルスでは、海外医薬品やジェネリック医薬品の個人輸入をお手伝いするサービスを行っております。海外のパートナーと協力して、お客様が注文した医薬品の支払いや輸入・通関の手続きを代行します。
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