EDかどうかをセルフチェックする方法

1. EDかなと思ったら、まずはじめにできること

EDかなと思ったら、まずは国際勃起機能スコアに基づいた質問が書いてあるセルフチェックシート(自己診断テスト)に答えてみて、スコアを計算することでEDかどうかのセルフチェックを行うことができます。

セルフチェックシートのスコアにより、合計点数が21点以下の場合はEDと診断されます。

EDと疑われる症状が数ヶ月間継続しているようでしたら、病院やクリニックに行って医師の診察を必ず受けるようにしてください。

スコアでEDとは診断されない程度の症状でも、少しでも気になったり心配になってきたら病院で診察を受けるようにしてください。

EDはより深刻な症状である心血管疾患などの前兆の症状であることがあります。早めに医師に相談することで、適切な治療を受けることができ、回復の可能性もそれだけ高まります。

2. 器質性EDか心因性EDかを見分けるセルフチェック

1)夜間勃起セルフチェックとED

勃起不全の原因には様々なことが考えられます。場合によっては、一つの原因からではなく、複数の問題からEDが発症している可能性があります。

EDの原因を調べるために、医師はまず身体的な原因からか、あるいは心理的原因から引き起こされているかを調べ判断します。器質性ED心因性EDとでは治療方法が異なるからです。

器質性ED心因性EDかを見分けるために、簡単なEDセルフチェックをご自宅でも試すことができます。

健康な男性は、夜眠っている間に通常3回以上の勃起を経験するとされています。このような夜間勃起は1回につき30分から1時間続きます。夜に勃起を経験していない男性は、身体的な原因のED勃起不全)であると診断されます。

このテストは夜間陰茎勃起試験(NPT test: Nocturnal penile tumescence test)と呼ばれています。

睡眠中の勃起が安定的にあり、性行為中にだけ勃起を維持するのが困難な男性は、心理的原因からEDが引き起こされていると考えることができます。 EDセルフチェックを行う方法は、勃起不全が身体的または心理的要因によって引き起こされているかどうかを調べるために役立ちます。

2)夜間勃起のセルフチェックを切手で行なう方法

夜間勃起があるかどうかのセルフチェックを行うためには、まず4〜6枚の郵便切手が必要です。正確な結果を得るために、チェックを行う前の2日間は飲酒を控え、睡眠薬の服用も避けてください。

夜間勃起の結果を確認するためのセルフチェックは3晩続けて行う必要があります。寝返りをうった時などに破れてしまうこともあり、正確にチェックするためには3晩続けると良いとされています。

切手を使ったセルフチェックは以下の手順に従い行ってください。

寝る前に、適切な数の切手でペニスの周りに輪を作って貼り付けます。勃起した時に切手の輪が破れている程度の大きさであることを確認してください。

セルフチェックを行う日の晩は、ボクサーパンツを履き、ブリーフなどのタイトな下着を身につけることは避けてください。

切手が物理的に他の理由で切れてしまわないように、仰向けに寝てください。

毎朝、切手の輪が破れているかどうかを確認してください。

場合によっては切手の輪の不快感から夜に目を覚ますことがあるかもしれません。そんな時は、勃起しているかどうかをチェックし、また陰茎の硬さをチェックしてみてください。

3晩続けてチェックを行った後、ED勃起不全)の原因を突き止めることができるはずです。3晩の間にスタンプシールが破れていなかったなかった場合、EDの原因は身体的なものだと考えることができます。

朝目を覚ました切手が破れていることに気づいた場合は、夜間勃起を経験したと考えられるため、EDの症状は主に心理的な原因から引き起こされている可能性があります。

 

これらのEDのセルフチェックは医師に相談する前に、自分で簡単に行うことができるセルフチェックです。

医師に相談する前に自分の状態について知らせることを助けることができます。

3) 医師が導入するセルフチェックの方法

医師はEDの原因を確認するためにリジスキャン(RigiScanやエレクトメーターなどの測定器を用いて夜間勃起があるかないかをより正確に調べることができます。陰茎バンドを使用しての簡易的な測定方法もあります。

場合によっては実際にAV映像やポルノ映画、エロ雑誌などを鑑賞して性的を感じるようにしながら測定する、プレチスモグラフ(脈波計測器)を用いての検査を行うことがあります。

リジスキャンは、夜間陰茎勃起のレベルを測定するために使用される携帯型の家庭用測定器です。現在日本でリジスキャンの入手は難しいため、エレクトメーターなど他の測定器を使用することが多いようです。

携帯用の電池式ユニットは、太ももの部分に巻き付けられ、2つのループ状の部分は陰茎に付けられます。

1つ目のループは陰茎の根元につけられ、もう1つのループは陰茎の亀頭の下に つけられます。一晩中、この測定器は陰茎内の血液の量を測定しどれくらい腫脹しているのかを測定し、曲げられたりすることに抵抗できる力のレベルも繰り返し測定します。

リジスキャンのテストは連続して数夜の間、繰り返すことができます。医師はデータをダウンロードして分析できるように、毎晩測定された結果は測定器に保存されています。その結果を元に、医師は正確に男性の夜間勃起の状態を測定し原因を突き止める手がかりとすることができます。

3. セルフチェックをしたら、専門家に相談しましょう

勃起不全の原因は、うつ病や精神病を患っていることや、トラウマなどが原因の心理的なものであることもあります。

また、身体の疾患が原因で引き起こされる器質性EDの可能性もあります。

どちらが原因のEDだとしても、勃起の硬さや維持することができる時間に問題がある場合は医師の診察を受けるようにすることをおすすめします。

医師はそれぞれの原因に合わせて適切な治療方法をあなたに指導してくれるでしょう。

器質性EDの場合は、根本的な病気の治療を勧め、専門医を紹介することができます。

うつ病や他の精神障害が原因でEDを患っている場合は、治療のために専門家を紹介することもできます。

EDを病院で治療する詳細な情報については「ED(勃起不全)を治療するためのクリニック」の記事を参照してください。