シアリスとアルコールの相性・飲み合わせ

ED(勃起不全)は日本人男性の4人に1人に見られる性機能不全の症状です。過去20年間にわたって、ED治療薬としてバイアグラ(Viagra)やレビトラ(Levitra)、ウィーケンドピルと呼ばれるシアリス(Cialis)が開発されました。

EDは男性の最も一般的な病気の1つであり治療薬は医師によって処方されますが、EDは個人のライフスタイルとも深く関連しています。そして、ED治療薬を服用して性行為を行う際には、食事やアルコールにも気をつける必要があります。ED治療薬、特にシリアスを服用する際には、何を食べるか、どれくらいのアルコールを摂取していいのかを正確に把握することが重要です。

この記事ではシアリスとアルコールの関連について解説するとともに、シアリスとアルコールの関連性についてのよくある質問にお答えします。

ワインや日本酒、ビールはシアリスと一緒に飲めるの?

グラス一杯のワインなど少量のアルコールであれば、シアリスと併用することができます。アルコールは精神をリラックスさせてくれる効果があるため、セックスの際の緊張や不安を解消してくれます。そのため、特に心因性勃起不全で悩んでいる男性にとって、アルコールは効果的だとされています。

また、適度な量のアルコールであれば、シアリスの効果を阻害したり、副作用を助長するということもありません。

しかし、アルコールの摂取量が多くなると、ネガティブな影響がでることあるので注意する必要があります。

シアリスと一緒に摂取してもいいアルコールの量

シアリスを服用した際にアルコールを摂取することができますが、その際は飲み過ぎずに適度な量に抑えることが大切です。

研究では、一度に摂取するアルコールの種類は3種類までに抑えると良いされています。

アルコールの度数ごとに摂取しても安全な量は、以下のようになります。

・ビールなどの5%以下のアルコール 350mlまで

・ワインなどの約12%のアルコール 150mlまで

・ウィスキーや日本酒などの40%以上のアルコール 50mlまで

 

この量や種類を超えてアルコールを摂取すると、副作用が発症するリスクが高まります。

適度な量のアルコールであれば気持ちがリラックスし、セックスの際により大きな幸福感を得ることができます。しかし、適量を超えてしまうと逆効果となるので、シアリスとアルコールを併用する際は量に気を付ける必要があります。

 

以下の表にそれぞれのアルコール度数を紹介します。これを参考に、アルコールの過剰摂取に気を付けましょう。

シアリス服用時のアルコールの飲み過ぎに注意

まず、アルコールには神経の作用を鈍くする働きがあります。そのため、アルコールを摂取することで、シアリスの効果が出るのが遅くなったり、効果が得られなくなったりすることがあります。

また、アルコールとシアリスには共に血管を拡張させ、血圧を低下させる働きがあります。そのため、シアリスを大量のアルコールと併用した場合、血圧が急激に下がる可能性があります。少し飲み過ぎてしまった程度の量であれば、頭痛やめまいなどの症状のみでおさまります。しかし、過剰摂取をしてしまうと以下のような副作用が発生します。

・心拍数の増加

・吐き気

・筋肉痛

・下痢

・紅潮

・胃痛

・視力の変化

・聴力低下

 

研究では5杯以上アルコールを摂取した際に、副作用が重度になると報告されています。そのため、アルコールの度数と量には細心の注意を払う必要があります。

 

重度の副作用があらわれた場合は、すぐに医師の診断を受けるようにしてください。

アルコールと男性の性機能の関連

アルコールはシアリスの服用の際に体に悪影響を及ぼすだけではなく、様々な問題を引き起こします。日常的にアルコールを摂取することは、肝臓病、高血圧、心臓病、腎臓炎、癌などの原因となります。これらの影響により、満足の行く性行為を行えなくなることがあります。処方されたお薬によっては、シアリスとの併用が禁忌となる場合もあります。

また、アルコールを摂取することが習慣になっていると、男性の中枢および末梢神経系に影響を及ぼします。これにより男性の勃起力が下がったり、射精ができなくなったりなどの症状につながり、最終的に勃起不全となることもあります。実際に、Indian J Psychiatryの研究(参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2917074/)では日常的に大量のアルコールを摂取している人の72%が勃起不全などの性機能障害を発症しているという研究データもあります。

その他、アルコールを摂取することにより、テストステロンの生産が阻害されます。男性の体内のテストステロンの数値が下がることで、勃起不全に限らず、不妊、精巣の萎縮など、男性の性機能に多くの影響を及ぼします。

そして、アルコールの摂取を断った後でも症状が回復しないこともあるので、アルコールの過度な摂取は避けた方が良いとされています。

シアリスとバイアグラ、レビトラの違いは?

シアリスだけでなく、ED治療薬にはバイアグラとレビトラがあります。これらのED治療薬もシアリスと同じように血圧を下げる働きがあるため、過剰なアルコールとの併用は推奨されていません。

シアリスは、バイアグラやレビトラと比較するとお酒の影響を受けにくいとされています。しかし、適量に抑える必要があることは共通しています。

シアリスと大量のアルコールの併用は危険

適度な量のアルコールであれば、リラックス効果があり勃起不全を改善してくれることがあります。しかし、アルコールの量が多すぎると血管拡張作用が増強し、頭痛などの副作用を起こすことがあります。

そのため、シアリスを服用する際にアルコールを摂取する場合は、アルコール度数や量に気を付けるようにしましょう。