美容・スキンケア医薬品の種類

美容・スキンケア医薬品は有効成分ごとに効果が異なるため、自分の目的に合わせて選ぶことで効果的にケアできます。

美白・シミ対策

シミや肝斑などの色素沈着には「ハイドロキノン」と「トレチノイン」が使用されます。ハイドロキノンは、メラニンの産生細胞そのものを減少させてシミを漂白。トレチノインは、強力なメラニン排出効果があります。効果的な治療のためには、ハイドロキノンとトレチノインの併用療法が推奨されています。

また、美白に欠かせない栄養分としてビタミンが有名です。特にビタミンCはメラニンを無色化する還元作用で、今あるシミを薄くする働きがあると期待できます。

商品名	トレチヒール	メラライトフォルテクリーム	アジダームクリーム
有効成分/用量	トレチノイン/0.025%, 0.05%	ハイドロキノン/4%	アゼライン酸/20%
価格	¥997/1本〜	¥1,330/1本〜	¥1,038/1本〜

しわ・たるみ

皮膚細胞の再生を促し、アンチエイジングなど美容効果があるのがヒトプラセンタです。プラセンタは哺乳類の胎盤のことで、豊富な栄養素が含まれていることで有名です。特にヒトプラセンタは、シワの改善、保湿、美白、抗酸化作用、皮膚細胞の修復・再生促進、コラーゲンの生成促進といった効果があり、アンチエイジングに効果を発揮します。また、保湿作用のある植物由来の成分も、肌に潤いを与えてシワやほうれい線を目立たなくしてくれます。

人気のしわ・たるみ対策薬

商品名	プラセントレックスクリーム	プラセントレックスジェル	アンチリンクルクリーム
有効成分/用量	ヒトプラセンタ	ヒトプラセンタ	アロエベラ、グレープ
価格	¥1,598/1本〜	¥1,518/1本〜	¥3,663/1個 〜

にきび・吹き出物

©AURORA CLINIC

ニキビを防ぎ、治療するにはニキビの原因となるアクネ菌が増殖するのを防ぐ必要があります。ニキビ治療薬は殺菌的に作用して治療する薬と、毛穴の詰まりを改善し、ニキビの原因菌が増殖しやすい環境を改善する薬があります。ニキビの度合いによって使用する薬を使い分けると、より効果的に治療ができます。

人気のにきび治療薬

商品名	ベンザックジェル	アダフェリンジェル	クリンシトップ ジェル
有効成分/用量	過酸化ベンゾイル/2.5%, 5%	アダパレン/0.1%	クリンダマイシン/1%
ニキビの種類	白ニキビ・赤ニキビ	白ニキビ	赤ニキビ(白ニキビ)
価格	¥748/1本〜	¥1,598/1本〜	¥438/1個 〜

サプリメント

肌を健康的に美しく保つのに、ビタミンやミネラルなどの栄養素は欠かせません。サプリメントは、食事ではとれない栄養素を補い、美しくハリとツヤのある健康的なスキンケアを助けます。ただし、サプリメントは健康補助食品なので、医薬品とは異なり、肌症状に直接的に作用するわけではありません。あくまでも、健康的な生活習慣と食生活の改善にプラスすることで、健康なお肌に導く手助けをします。

人気の美容サプリメント

商品名	エイジファイン・フォルテ	L-グルタチオン	インビー エンパワー
主な成分	グルタチオン、ビタミンC、α-リポ酸	L-グルタチオン	馬プラセンタ
価格	¥132/1本〜	¥2,063/1本〜	¥3,500/1本〜

美容スキンケア医薬品の購入方法

医薬品を購入するには、通常、医師の診察を受けて処方箋をもらう必要があります。しかし、海外からの個人輸入なら病院やクリニックを受診する必要がなく購入することが可能です。

現在、スキンケアのための医薬品を手に入れる方法は、病院や美容クリニック・オンライン診療・海外個人輸入・薬局やドラッグストアなど実店舗での購入があります。

1）病院や美容クリニックで処方してもらう

トレチノインやハイドロキノンは、高濃度のものは効果が高い反面、副作用のリスクも上がるため、医師の診察が必要となります。取り扱いのある皮膚科や美容クリニックを受診すると購入できます。ただし、美容医療は命に関わる病気ではないので、健康保険の適用外で、医療費控除の対象にもなりません。自由診療のため、クリニックによって費用が異なります。事前に治療にかかる費用をクリニックのホームページなどで調べておきましょう。

病院・美容クリニックでの費用目安

2) オンライン診療

オンライン診療でも美容スキンケアの医薬品を処方してもらえます。オンライン診療は通院の必要がないので、交通費や通院時間を節約できるのがメリットです。専用アプリや電話、ビデオ通話などで問診と医師の診察を受け、症状と目的に合わせた薬が処方されます。薬は自宅まで郵送してもらえ、最短で当日に発送してくれるクリニックもあるので、すぐに薬が欲しい場合にもおすすめです。ただし、触診など投薬以外の治療が難しく、治療中の副作用の相談も難しいという意見もあります。

オンライン診療の費用目安

3) 個人輸入代行サービスの通販サイトで注文する

通院が面倒、仕事が忙しすぎて時間がない、クリニックは行きにくい・・・そんな方には個人輸入がオススメです。

日本国内で医薬品を購入する際には医師の処方箋が必要になります。しかし、個人が使用する目的で、海外から医薬品を一定量を輸入する場合は日本の法律で認可されており、処方箋が無くても購入ができます。

個人輸入の代行サイトなら、複雑な関税手続きなしで、海外製の医薬品やジェネリック医薬品、サプリメントを簡単に購入することができます。

当サイトでは9,000円以上のご注文で送料無料、ご注文から入金確認後、10日〜2週間程度でご自宅へお届けします。

追跡番号付き、中身のわからない梱包でプライバシーにも配慮して発送いたします。

個人輸入代行の費用目安

シミ・くすみ対策	トレチヒール 0.025%：997円〜/本 0.05%：1,260円〜/本	ビハクエン ハイドロキノン4% 2,900円〜/本
顔のムダ毛対策	エフロラクリーム 3,996円〜/本
ニキビ治療	ベンゾ ジェル 3,996円〜/本	クリンシトップ ジェル 438円〜/本
酒さ・赤み治療	イブレアクリーム 932円〜/本
シワ対策	プラセンタヒールジェル 800円〜/本	プラセントレックスクリーム 1,598円〜/本
炎症・傷あと治療	ベトノベートNスキンクリーム 518円〜/本	コントラクチューベックスジェル 3,978円〜/本

4) ドラッグストアなど実店舗で購入する

ドラッグストアや薬局でも一部のスキンケア製品やニキビ治療薬などを購入することができます。

化粧品の場合、ハイドロキノンの配合は2％までなら市販での販売が許可されているので、ドラッグストアで購入できます。しかし、2％以上の濃度は副作用が起こる可能性が高くなるので皮膚科医による処方が必要です。

濃い濃度のものが欲しい場合は、クリニックで処方してもらうか、個人輸入で海外から購入する方法になります。

個人輸入代行とクリニック診療のメリットとデメリット

いずれの場合も、医薬品の使用や治療計画を立てる際には、医師又は専門家に相談してください。また、必ず用法と容量を守って服用してください。

医薬品の海外個人輸入に関する情報はこちらでも解説しています。

👉個人輸入について | 海外医薬品の通販・個人輸入代行

肌トラブルには早期ケアが重要

お肌の治療には医薬品を使用する以外にも、レーザー治療、光治療、ダーマペンなど様々な方法がありますが、最も手軽で広く選択されている治療方法は治療薬を使用する方法です。

肌の老化は20代後半から徐々に始まっていると言われており、できるだけ早いうちからケアをすることで、将来も美肌を保つことができます。特に、湿疹やニキビ、炎症などの肌トラブルは放置していると悪化する場合が多く、場合によっては完治に長い年月を要することになるものもあります。

自分の肌状態に合った医薬品で肌の状態を正常にすることはもちろん、年齢を重ねていくとどうしても気になるシミやシワなども、早くからしっかりとケアをして対策することで防ぐことができます。

治療薬の併用

効率的に肌の改善を目指すなら、異なる作用を持った治療薬の併用も可能です。トレチノインとハイドロキノンは併用することでシミ排出の効果が高まるので、美容クリニックでもセットで処方されることが多いです。ただし、併用禁忌のお薬や、内服薬を服用している方、妊娠・授乳中の方は使用できない薬もあります。使用する際は必ず注意事項を確認し、医師や薬剤師に相談してから使用してください。異常や違和感を感じた場合は使用を中止して医療機関を受診してください。