説明
ミグリトールの効果効能
ミグナーの主成分ミグリトールは、「α‐グルコシダーゼ阻害薬」という種類に分類される医薬品です。食後の糖の吸収を遅らせることで急激な血糖値の上昇を抑える作用があり、主に糖尿病の治療や糖尿病による合併症の進行を抑える医薬品として用いられます。
血中の糖は、膵臓から分泌されるホルモンの「インスリン」によって調節されます。しかし、インスリン量が不足したり、正常に働かなくなると、血糖値が上昇します。
食事で摂取した糖質(炭水化物や糖類など)は体内で「α-グルコシダーゼ」という酵素によってブドウ糖へと分解されます。そして分解された糖が血管に吸収されることで血糖値が上昇します。この血糖値が高い状態が糖尿病です。
急激な血糖値の上昇が起こると、血中の血糖を下げるために体内ではインスリンをさらに分泌します。インスリンは脂肪を溜め込む性質があり、肥満の原因に繋がります。それだけでなく、血糖値の急上昇は心筋梗塞や脳卒中などを含む深刻な合併症を引き起こす可能性も高まります。
ミグリトールは、α-グルコシダーゼを阻害して糖の分解を遅らせ、血管への糖の吸収を遅らせることで、食後の血糖値の上昇を緩やかにします。食後の血糖値の急激な上昇を抑えるので、糖尿病の合併症の進行を抑える効果があるとされています。また、インスリンの分泌量が抑えられるので、脂肪がつきにくい体づくりやダイエットにも期待されています。
参照:「ミグリトールは冠動脈疾患併発糖尿病患者の血管内皮機能を改善する」DM-NET 糖尿病ネットワーク
「高齢2型糖尿病患者へのミグリトールの 有効性と安全性」城西大学
*ベターヘルスでは、糖尿病治療のジェネリック医薬品を他にも取り揃えております。
ミグナーの服用方法
成人の場合、1回50mgを1日3回、毎食直前に服用してください。効果が不十分な場合は、経過を十分に観察しながら1回あたりの服用量を75mgまで増量することができます。
高齢者の場合、低用量(1回量25mg)から服用を開始し、慎重に投与してください。
*錠剤をカットする際はピルカッターを使用すると綺麗に割ることができます。
ミグリトールの副作用
ミグリトールの服用に際し、下記の副作用が現れることがあります。
● 腹部膨満、鼓腸、下痢、便秘、腸雑音異常、腹痛、嘔気、嘔吐、胃不快感、胃炎、排便障害、痔核
● おくび、食欲不振、口渇、消化不良、口内炎、味覚異常、腸管嚢胞様気腫症
● 発疹、紅斑、蕁麻疹、そう痒
● ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇
● めまい、頭痛、しびれ、眠気、倦怠感、浮腫
● 白血球数減少、血中アミラーゼ増加、血中カリウム増加、血中尿酸増加
● 頻尿、咳嗽
重大な副作用として、下記の症状が現れる可能性があります。
● 低血糖
● 腸閉塞
● 肝機能障害、黄疸
これら症状や異常が見られた場合は服用を中止し、医療機関を受診してください。
ミグナーの使用上の注意
重要な基本的注意
● 本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、常に投与継続の必要性について注意を払うこと。本剤を2〜3カ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合(静脈血漿で食後血糖2時間値が200mg/dL以下にコントロールできないなど)には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。なお、食後血糖の十分なコントロール(静脈血漿で食後血糖2時間値が160mg/dL以下)が得られ、食事療法・運動療法又はこれらに加えて経口血糖降下剤若しくはインスリンを使用するのみで十分と判断される場合には、本剤の投与を中止して経過観察を行うこと。
● 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。
● 低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。
● 本剤の投与により、「腹部膨満」、「鼓腸」、「下痢」等の消化器系副作用が発現することがある。これらの症状が発現するおそれがある場合には、少量から投与を開始し、症状を観察しながら増量することが望ましい。これらは、一般に時間の経過とともに消失することが多いが、症状に応じて減量あるいは消化管内ガス駆除剤の併用を考慮し、高度で耐えられない場合は投与を中止すること。
ミグナーの保管方法
● 暗くて涼しい日陰で保管し、湿気や高温にさらさないでください。
● 子供が触れないように注意してください。
● 容器を変えないでそのまま保管してください。
● 使用期限が切れた製品は使わないでください。
ミグナーの通販・個人輸入について
この製品は、インドのグレンマーク社が製造・販売するジェネリック医薬品です。
※製造国の情報は、こちらで確認できます。
ベターヘルスは、海外医薬品の個人輸入代行サービスです。お客様が注文した医薬品を、海外の提携業者と協力して、お支払いや輸入・通関の手続きを代行いたします。
参考:
s.k –
糖質ダイエット目的です。コンビニスイーツとかアイスクリームとか、ダメって分かっててもついつい買っちゃってなかなかやめられないんですよね。ダイエットが進まないのは甘いもの食べるからって分かってるんです。なので、これに頼ることにしました。楽してダイエットは難しいかもだけど、それでもこれを飲みながら頑張ってみます!