ダパベル – ダパグリフロジン

◆ダパグリフロジンの効果効能

ダパベルの有効成分ダパグリフロジンは選択的SGLT-2阻害薬で、腎臓での糖の再吸収を抑え、尿とともに余分な糖を排泄することで血糖値を下げる糖尿病治療薬です。

主に2型糖尿病に用いられますが、一部では1型糖尿病や慢性心不全・慢性腎不全にも使われ、血糖コントロールを通じて合併症のリスク軽減に役立ちます。インスリンとは異なる仕組みで作用するため低血糖を起こしにくく、余分な糖が体外に出ることで、体重減少といった効果も期待できます。

参照：
「糖尿病を伴わない肥満患者におけるナトリウム-グルコース共輸送体-2 (SGLT2) 阻害剤の体重減少効果: 系統的レビュー」（英語）

＊ベターヘルスでは「フォシーガ」や、他のダイエット薬「セマグルチド」も取り扱っています。

◆ダパベルの服用方法

ダパグリフロジンの服用方法は、症状により異なります。

〈2型糖尿病〉

成人の場合は、5mgを1日1回服用します。効果不十分な場合は、経過を十分に観察しながら1日1回10mgに増量することができます。

〈1型糖尿病〉

インスリン製剤との併用において、成人の場合は、5mgを1日1回服用します。効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1日1回10mgに増量することができます。

〈慢性心不全、慢性腎臓病〉

成人の場合は、10mgを1日1回服用します。

◆ダパグリフロジンの副作用

ダパグリフロジンでは、性器や尿路の感染症（腟カンジダ症・膀胱炎など）、頻尿や尿量増加、倦怠感、体重減少、便秘、食欲低下などの副作用があらわれることがあります。

まれに低血糖、腎盂腎炎、外陰部・会陰部の壊死性筋膜炎（フルニエ壊疽）、敗血症、脱水、ケトアシドーシスといった重大な症状が起こることがあるため、異常を感じた場合は服用を中止し、すぐに医師に相談してください。

◆ダパグリフロジンの使用上の注意

ダパグリフロジンを使用する際は、低血糖のリスクと対処法をあらかじめ説明し、腎機能悪化のおそれがあるため定期的な血液検査で腎臓の状態を確認します。

利尿作用により尿の回数や量が増え、脱水を起こすことがあるため、水分補給を心がけさせてください。また、継続使用の必要性を判断するため、使用中は血糖値を定期的に測定しながら経過を慎重に観察します。

◆ダパベルの保管方法

高温、多湿、直射日光を避け、お子様の手に触れない冷暗所で保管してください。

使用後は、品質低下を防ぐためにしっかりと蓋を閉めてください。

使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。

◆ダパベルの個人輸入について

ダパベルは、インドの製薬企業インタス・ファーマが製造・販売しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参考：

医療用医薬品 : フォシーガ

SGLT2阻害薬の解説：日経メディカル

フォシーガ錠5mg：medley