説明
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムの効果効能
クラバム ドライシロップの主成分「アモキシシリン」と「クラブラン酸カリウム」は、β-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗生物質に分類される医薬品です。殺菌作用を持つ薬として、細菌性感染症の治療に主に用いられています。
感染症は、病原となる微生物(細菌)が体内に侵入することで、腫れ・化膿・痛み・発熱などの症状が引き起こされます。
アモキシシリンは、細菌が生き残るために必要な細胞壁の合成を妨げる作用があり、細菌を死滅させて増殖を防ぐことによって発熱や腫れなどの症状を緩和します。
アモキシシリンはペニシリン系抗生物質の中でも殺菌力が高いとされています。
クラブラン酸カリウムは、耐性菌によって生成される酵素の「β-ラクタマーゼ」を阻害する作用があります。このため、アモキシシリンとクラブラン酸の組み合わせは、多くの種類の感染症に対する効果的な治療法となります。また、体内での作用持続時間も長くなります。
クラバム ドライシロップの有効な菌種
本剤に感性の肺炎球菌(ペニシリンGに対するMIC≦2μg/mL)、インフルエンザ菌、大腸菌、ブドウ球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、クレブシエラ属、プロテウス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)
クラバム ドライシロップの主な適応症状
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、中耳炎、副鼻腔炎、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎
*ベターヘルスでは、抗生物質のジェネリック医薬品も取り揃えています。
クラバム ドライシロップの服用方法
小児には、1日量96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分け、12時間ごとに食事の直前に服用してください。
医師からの指示がある場合、必ず指示に従って服用してください。
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムの副作用
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムの服用に際し、下記のような副作用があらわれる場合があります。
● 過敏症:発疹、そう痒、発熱など
● 消化器症状:下痢、悪心、嘔吐、食欲不振など
● その他の症状:ビタミンK欠乏症状、口内炎、頭痛など
重大な副作用として稀に下記の副作用があらわれる可能性があります。
● ショック、アナフィラキシー
● アレルギー反応に伴う急性冠症候群
● 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症
● 顆粒球減少、血小板減少
● 肝障害、急性腎障害
● 大腸炎、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
● 間質性肺炎、好酸球性肺炎
● 無菌性髄膜炎
上記の症状や異常がみられた場合、服用を中止して医師の診察を受けてください。
クラバム ドライシロップの使用上の注意
重要な基本的注意
● この薬を使うときは、菌が耐性を持たないように、感染している菌の種類を調べて、必要最低限の期間だけ投与すること。
● ショックやアナフィラキシー、アレルギー反応で急性冠症候群が起こることがあるが、予めそのような経験があるかどうかをしっかり聞くこと。また、抗生物質でアレルギーが出たことがあるかどうかも必ず確認すること。
● 白血球や血小板が減ることがあるので、血液検査をしたり様子をよく見たりすること。
● 腎臓に深刻な障害が起こることがあるので、定期的に検査をしたり様子をよく見たりすること。
● セフェム系抗生物質でアレルギーが出たことがある患者
● 自分や家族に喘息や発疹などのアレルギー体質がある患者
● 腎臓の機能が低下している患者
● 口から食べることができない患者や体調が悪い患者
● 高齢の患者
クラバム ドライシロップの保管方法
● 湿気や熱に弱いため、直射日光をさけて冷暗所に保管してください。
● 子供の手に触れないように、安全な場所に置いてください。
● 品質を保つため、必ず元の容器で保管してください。容器を変えると、使い方を間違えたり効果が低下したりする可能性があります。
● 期限切れの薬は使用しないでください。有効期限は、容器のラベルに記されています。
クラバム ドライシロップの通販・個人輸入について
インドのアルケム・ラボラトリーズ社が開発・販売するジェネリック医薬品です。
※製造国の詳細は、こちらのリンクをご覧ください。
ベターヘルスは、個人輸入のための海外医薬品サポートサービスです。お客様のご要望に応じて、海外の提携先と連携し、支払いや配送・通関の代行を行います。
参考:
東京在住パワーカップル –
子供の中耳炎が驚くほど早く治りました!このシロップを使い始めてから、子供の具合が日に日に良くなっていくのが目に見えてわかります。特に、飲ませやすいシロップ形式なので、子供も抵抗なく服用できました。親戚の看護師に聞きながら、使っていたので、心配はなかったです。