ルミガンをまつ毛育毛剤として使用した際の代表的な副作用が目の周辺の色素沈着です。ルミガンの有効成分ビマトプロストにはメラニン色素を増やす働きがあります。そのため、複数回ルミガンが皮膚についてしまうとその部分だけ色が付き、黒ずみができてしまいます。目の周りが黒ずんでいるとクマがあるように見え、一気に老けた印象となってしまいます。
元々メラニン色素が多く日焼けしやすい人は、少しの量がついても色素沈着しやすいためより注意したほうがいいでしょう。
さらに、ルミガンを使用することで、目の周りだけではなく虹彩にも色素沈着が起こる可能性があります。
虹彩とは、角膜と水晶体の間に存在する薄い膜のことで、目に入る光量を調節する役割を担っています。ルミガンによって色素沈着が起こると、この虹彩の色が黒く、濃く見えるようになります。日本人の目はもともと黒いため虹彩色素沈着が起こったとしても目立ちません。しかし、もし症状が現れた場合は使用を中止し、医師に相談しましょう。