
フルオキセチンは、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される成分です。
海外では抗うつ薬として使用されており、代表的な医薬品名としてプロザックが知られています。主に海外では、大うつ病性障害、強迫症、神経性過食症、パニック症などに対して使用されています。
ただし、フルオキセチンは承認申請に足るデータが得られず申請に至らなかったため、日本国内では承認されていません。
※海外での承認状況は、日本での承認・使用を保証するものではありません。
フルオキセチンは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンに関わる成分です。
セロトニンは、気分、不安、睡眠、食欲などに関係するとされています。フルオキセチンは、神経終末でセロトニンが再取り込みされる働きを抑えることで、セロトニンの作用を高める方向に働くと考えられています。
このような作用から、海外ではうつ病や強迫症などの治療に使用されています。
フルオキセチンは、日本国内では医療用医薬品として承認されていません。
日本では、成人うつ病を対象に承認取得を目指した開発が行われたことがあります。しかし、承認申請に必要な十分なデータが得られず、申請には至らなかったとされています。
そのため、日本国内で抗うつ薬やSSRIによる治療を受ける場合は、医師が国内で承認されている薬を含めて判断します。

※ここでは海外の製品情報(例:EMAのSmPC)に基づく一般的情報を示します。実際の投与は必ず医師の指示に従ってください。
フルオキセチンの用法用量は、対象となる疾患、症状、年齢、体質、併用薬などによって異なります。
海外の製品情報では、
大うつ病の場合、成人の推奨用量は20mg/日とされます。必要に応じて評価・調整し、最大60mgまで増量されます(欧州SmPCの例)。うつ病では少なくとも6か月の治療継続が記載されています。
神経性過食症では1日60mg、強迫症では1日20〜60mg、パニック症では1日10mgから開始するとされています。
自己判断で服用量を変更したり、中止したりすることは避けてください。

フルオキセチンでは、吐き気、下痢、食欲低下、口渇、不眠、不安、眠気、頭痛、めまい、振戦、性欲低下などが報告されています。
また、自殺念慮、セロトニン症候群、出血リスク、低ナトリウム血症、QT延長・不整脈など、注意が必要な副作用もあります。
服用開始時や用量変更時、他の薬と併用する場合は特に注意し、気になる症状がある場合は医師や薬剤師に相談してください。
1) 併用禁忌・重要な相互作用
フルオキセチンは、他の薬との相互作用に注意が必要な成分です。
特に、MAOI(モノアミン酸化酵素阻害薬)との併用は禁忌とされています。併用により、セロトニン症候群などの重い副作用が起こるおそれがあります。
また、フルオキセチンはCYP2D6を強く阻害するとされています。そのため、CYP2D6で代謝される一部の抗不整脈薬、抗精神病薬、三環系抗うつ薬などを使用している場合は注意が必要です。
2) 半減期が長い
フルオキセチンは半減期が長いため、用量を変更した後も、血中濃度への影響が完全に反映されるまで数週間かかることがあります。
3) 性機能障害
性機能障害が起こる可能性があります。また中止後も一部で持続する可能性があります。
フルオキセチンを有効成分とする医薬品は海外で使用されており、海外からの個人輸入で購入が可能です。
当サイトでは、以下のフルオキセチン含有医薬品を取り扱っています。
| 製品名 | フルニル20 | トリチン | フルダック |
|---|---|---|---|
| パッケージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| 製造元 | インタス・ファーマ | トリパダ ヘルスケア | カディラ・ファーマシューティカルズ |
| 有効成分含有量 | 10mg, 20mg | 10mg | 20mg |
| 商品詳細 | 商品ページへ | 商品ページへ | 商品ページへ |
フルオキセチンは、SSRIに分類される成分です。海外では、大うつ病性障害、強迫症、神経性過食症、パニック症などに使用されています。
一方で、日本国内では承認申請に足るデータが得られず、承認されていません。
フルオキセチンを含む医薬品は、自己判断を避け、医師や薬剤師などの専門家の指示に従って正しく使用してください。