トリチン - フルオキセチン（Tritin - Fluoxetine）

説明

フルオキセチンの効果効能

トリチンに含まれる有効成分のフルオキセチンは、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI系)という種類に分類される医薬品です。鬱病、強迫性障害、神経性過食症、摂食障害、パニック障害などの治療に用いられます。

通常、「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった神経伝達物質は幸福感や気分を安定させる働きをします。気分の落ち込みや不安、意欲低下、イライラ、不眠などの鬱症状は、この神経伝達物質の働きが低下することによって引き起こされます。
特にセロトニンはニューロンから放出され、セロトニン受容体に作用することで、平常心を保ち安定した状態を維持してくれます。

放出されて受容体との間に貯まったセロトニンの一部は、再度シナプスへ回収（再取り込み）され再利用されるのですが、この作用によって脳内のセロトニン濃度が下がり過ぎてしまうと、セロトニン不足の状態となります。セロトニンが不足すると、うつ症状が引き起こされてしまうのです。

フルオキセチンは、セロトニンの再取り込みを阻害することで、脳内セロトニン濃度を高め、一定に保ちます。そうすることで神経伝達をスムーズにし、抗うつ作用および抗不安作用に効果を発揮することから、うつ病、強迫性障害、社会不安障害、パニック障害、外傷後ストレス障害などの治療に用いられます。

※ベターヘルスでは、トリチン10mgのほかにも鬱症状を緩和する医薬品を取り扱っております。

参考：抗不安薬としてのフルオキセチンの使用法

トリチンの服用方法

成人の場合、1日10mg を初期用量として、1日1回服用してください。1日80mgまで増量しますが、年齢および症状に応じて適宜増減します。

小児の場合、1日10mg を初期用量として、1日1回服用してください。1日60mgまで増量しますが、症状に応じて適宜増減します。

服用に関し医師の指示がある場合、指示に従って服用するようにしてください。

フルオキセチンの副作用

フルオキセチンを服用すると、以下のような副作用が現れる可能性があります。

● 吐き気、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、口渇、食欲増加、体重増加、体重減少
● 眠気、めまい、ふらつき、頭痛、不随意運動
● 不安、イライラ、混乱
● 興奮、震え、体の硬直、発汗、発熱、下痢、頻脈
● 勃起障害、射精障害、性欲異常

など、上記の症状や異常が発生した場合は、服用を中止し、医療機関での診察を受けてください。

尚、長期服用後に急に断薬した場合、頭痛、めまい感、全身倦怠感などの離脱反応が発生することがありますので、減量する際は徐々に減量してください。

トリチンの使用上の注意

使用に注意が必要な方

・高齢者
・小児
・妊婦または授乳婦

使用が出来ない方

・フルオキセチンに対し過敏症の既往歴のある方

上記の条件に該当する方は、フルオキセチンを服用できない場合があります。フルオキセチンを使用する前に、必ず医師や薬剤師に相談してください。

トリチンの保管方法

● 直射日光を避けて、湿気の少ない冷暗所に保管してください。
● 子供が触れない安全な場所に置いてください。
● 誤飲や劣化を防ぐために、容器を変えて使用しないでください。
● 使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。

トリチンの通販・個人輸入について

この商品は、インドのトリパダ ヘルスケア社が開発・販売するオリジナル医薬品と同じ成分・効果を持つジェネリック医薬品です。

※製造国に関する詳細は、こちらをご覧ください。

ベターヘルスは、海外医薬品の個人輸入をサポートするサービスです。お客様のご注文に応じて、海外業者との取引や支払い、輸入や通関の手続きなどを代行させていただきます。

参考：

フルオキセチンに関するNTPの要約：NTPヒト生殖リスク評価センター

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の解説：日経メディカル

How and when to take fluoxetine