説明
セチリジンの効果効能
セチリジンは、アレルギー性疾患治療剤に分類される医薬品で、抗アレルギー薬の「第2世代抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1拮抗薬)」に属する薬です。
一般的に花粉症などの季節性のアレルギー症状、ハウスダストや埃などが原因の通年性アレルギーをはじめ、食物アレルギー、喘息、アトピー性皮膚炎の症状緩和に効果を発揮します。
花粉症やアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚炎、喘息などは、花粉、ハウスダスト、特定の食べ物などが体内に侵入するとアレルギー症状があらわれます。このアレルギー反応が起こる時に大きく関係しているのが「ヒスタミン」という神経伝達物質です。ヒスタミンが「H1受容体(ヒスタミンH1受容体)」に結合すると、鼻水やくしゃみ、皮膚湿疹や蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こします。
セチリジンは、ヒスタミンがH1受容体に結合するのをブロックする作用があり、その働きを抑えることでアレルギーの症状を緩和させます。
「第2世代」にあたる抗ヒスタミン薬は、第1世代と比べると、口の渇き、排尿障害、眠気などの副作用が軽減されているのが特徴です。また、比較的に速効性があり持続時間も長いので、服用後すぐに効き目が出ることから、くしゃみ・鼻水などの鼻炎症状に効果が高いとされています。
花粉症などの季節性アレルギー症状に用いる場合は、花粉の飛散時期の1~2週間前より服用を開始すると、症状を抑えるのに効果的とされています。
参照:「アレルギー疾患およびアトピー性疾患の概要」MSDマニュアル
*ベターヘルスではこの他にも、「アレグラ」などアレルギー症状の治療薬もご用意しています。
セチリジンの服用方法
セチリジンは年齢により服用量が異なります。
〈成人〉
1回10mgを1日1回、就寝前に服用します。
年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日20mgとします。
〈小児〉
7歳以上15歳未満の小児には1回5mgを1日2回、朝食後および就寝前に服用します。
服用に関して医師の指示がある場合は指示に従ってください。
セチリジンの副作用
セチリジンの副作用として、以下の症状が現れる可能性があります。
● 精神神経症状:眠気、倦怠感、頭痛、めまいなど
● 消化器症状:口の渇き、嘔気、食欲不振など
● その他症状:好酸球増多など
また、重大な副作用として下記の症状があらわれることがあります。
● ショック、アナフィラキシー
● 痙攣
● 肝機能障害、黄疸
● 血小板減少
服用時に上記の症状や異常があらわれた場合は服用を中止し、医師の診察を受けてください。
セトジンの使用上の注意
重要な基本的注意
<効能共通>
● 本剤は眠気を引き起こす可能性があるので、本剤を使っている患者は自動車や危険な機械を操作しないでください。注意深く監視してください。
● 本剤の効果が見られないときは、無意味に長く使い続けないでください。医師と相談してください。
<アレルギー性鼻炎>
● 本剤は季節性の症状に効果的です。発症する季節の前から使い始めて、その季節が終わるまで続けると良いでしょう。
セトジンの保管方法
● この薬は、暗くて涼しい場所に置き、熱や湿気、直射日光を避けてください。
● 子供が誤って飲まないように、手の届かない場所に保管してください。
● 使った後は、キャップをしっかりと閉めて、もとの箱に入れてください。これは薬の効果を保つためです。
● 期限が過ぎた薬は使わないで、適切に廃棄してください。
セトジンの通販・個人輸入について
この薬は、インドのドクター・レディーズ・ラボラトリーズ社が世界の基準に基づいて製造・販売しているジェネリック医薬品です。
※製造国については、こちらからご確認ください。
ベターヘルスは、海外の薬をお客様のニーズに合わせてお届けする個人輸入代行サービスです。パートナーと連携して、支払いや輸入・通関の一連の手続きを代行します。
参考:
抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)の解説:日経メディカル
miho –
アレルギー性鼻炎で、年中薬が必要です。とても安くかえるので重宝しております。なくなり次第また購入します。
Kimura Sho –
アレルギー性鼻炎や皮膚の湿疹に対して効果的で、日常生活が大変楽になりました。セトジンを服用してから、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状がかなり軽減されました。