バスピン – ブスピロン

◆ブスピロンの効果効能

ブスピロンは非ベンゾジアゼピン系の抗不安薬に分類されるお薬で、全般性不安障害の治療に使用されます。

全般性不安障害は、理由のない漠然とした不安を抱えてしまい、感情のコントロールができなくなります。落ち着かない、常に緊張している、イライラ、恐怖感、疲れやすい、寝つきが悪いなど、あらゆる精神症状を引き起こし、日常生活に支障をきたす現代病です。
過度なストレスにさらされると、脳内神経伝達物質のセロトニンが過剰に放出されます。セロトニンは感情や精神状態に影響しますが、過剰になると不安を感じやすくなります。

ブスピロンは、脳内で5-HT1Aという受容体に作用することでセロトニンの放出を抑えます。これによりセロトニン濃度を安定させて過剰な神経活動を抑え、不安や抑うつ症状を改善します。また、不安や緊張を抑えるので自然な睡眠を促し、睡眠障害の緩和にも効果をあらわします。

◆バスピンの特徴

比較的新しく開発された薬で、ベンゾジアゼピン系の抗うつ薬（デパスなど）と比較して依存症になるリスクが低く、副作用が少なくて安全性が高い薬として知られています。ただし、ブスピロンは服用してもすぐに抗不安作用が現れるものではなく、効果が出てくるまで約2～4週間程度かかります。また、作用時間も比較的短いので、1日3回程度の服用が必要とされています。

◆ブスピロンの服用方法

＜成人＞

1回7.5mgを初回量として1日2回服用します。あるいは、1回5mgを1日3回から服用を開始します。
服用を継続する場合は、2～3日ごとに5mgずつ増量し、症状が安定する服用量を維持量にしてください。最大、1日60mgまで増量が可能です。

◆ブスピロンの副作用

主な副作用として、吐き気、頭痛、めまい、集中力の低下などの症状があらわれる可能性があります。

また、重大な副作用として、稀に幻覚、セロトニン症候群、ショック、アナフィラキシー様症状症状があらわれる可能性があります。

服用中に異常を感じた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

◆バスピンの使用上の注意

使用期間と効果のタイミング：バスピンは短期間の使用で効果を発揮することがありますが、治療効果が現れるまでに最大で4週間かかることもあります。

妊娠と授乳：妊娠中の使用は比較的安全とされていますが、研究は限定的です。授乳中の使用は推奨されていません。

◆バスピンの保管方法

直射日光、高温多湿の場所を避けて保管してください。

子供の手の届かない場所に置いてください。

使用期限の切れの製品は効果が下がり、副作用のリスクも高まるため、使用しないでください。

◆バスピンの通販・個人輸入について

この薬はインドのインタスファーマ社により製造販売されているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは、海外からの医薬品の個人輸入を代行しています。商品の発注から通関手続きなど、英語で煩雑な手続きをお客様に代わり行っております。

日本のオフィスからのカスタマーサポートで、ご自宅にいながら簡単に海外医薬品を通販していただけます。

配送時のプライバシーに配慮した中身のわからない梱包と、追跡番号付きの発送で日本全国へお届けします。

参考：

ブスピロン：PubMed

ブスピロン：Wikipedia

ブスピロン：kegg