アミトーン – アミトリプチリン

◆アミトリプチリンの効果効能

アミトリプチリン錠は「三環系抗うつ薬（TCA）」という種類に属する第一世代の治療薬です。長年の実績があり、うつ病・うつ状態に対して高い効果が期待できるほか、夜尿症や末梢性神経障害性疼痛などにも幅広く用いられています。本剤は脳内でノルアドレナリンとセロトニンの再取り込みを抑え、これらの神経伝達物質を増加させることで神経活動を活発化し、意欲の低下や不安感、睡眠の乱れなどの症状を和らげます。

服用を開始してから十分な効果を実感するまでには数週間を要する場合がありますが、継続的に使用することで意欲の向上と気分の安定をしっかりとサポートします。一方で、副作用がでやすく、効いてくるまで少し時間がかかるという欠点もあります。

◆アミトーンの服用方法

アミトリプチリンは症状によって用法が異なります。

＜うつ病・うつ状態＞
成人は、1日30〜75mgを初期用量とし、1日150mgまで漸増し、分割して服用します。まれに300mgまで増量することもあります。
なお、年齢、症状により適宜減量します。

＜夜尿症＞
1日10〜30mgを就寝前に服用します。なお、年齢、症状により適宜減量します。

＜末梢性神経障害性疼痛＞
成人は、1日10mgを初期用量とし、その後、年齢、症状により適宜増減します。ただし、1日150mgを超えないこと。

◆アミトリプチリンの副作用

一般的な副作用として、眠気、口渇、ふらつき、頭痛、便秘などの症状があらわれる可能性があります。

また重大な副作用として、悪性症候群、セロトニン症候群、心筋梗塞、精神症状、顔・舌部の浮腫などが稀にあらわれる可能性があります。

上記の症状以外にも、体調に違和感や異変を感じた場合、速やかに医師の診察を受けてください。

◆アミトリプチリンの使用上の注意

本剤投与中は眠気や注意力低下が起こるため、車両や危険機械の操作を避けてください。

うつ症状のある患者は希死念慮や自殺企図のリスクが高いため、投与開始時や用量変更時に変化を注意深く観察し、不安・興奮など症状悪化時には増量せず減量・中止を検討してください。

過量服用防止のため自殺傾向がある方への処方は最小限とし、家族にもリスクを説明して連絡体制を整えてもらってください。

急な減量・中止は嘔気や不眠などの離脱症状を招くため、段階的に減量してください。

重篤な血液障害の早期発見のため定期的に血液検査を行って観察を続けてください。

◆アミトーンの保管方法

直射日光の当たらない、涼しく乾燥した場所で保管してください。

小さなお子様の手の届かない所に置いてください。

誤用を防ぎ、品質を保つため、必ず元の容器のまま保管してください。

使用期限を過ぎた薬は使用しないでください。

◆アミトーンの通販・個人輸入について

アミトーンは、インドのインタスファーマ社が製造・販売しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参考：

医療用医薬品 : アミトリプチリン塩酸塩

三環系抗うつ薬（第一世代）の解説

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg：medley