説明
セフジトレンピボキシルの効果効能
セフジトレンピボキシルは、「経口セフェム系抗生物質」という種類に分類される医薬品です。
細菌が原因となる感染症の治療に対して使用され、肺炎や中耳炎、咽頭炎といった風邪由来の症状のほか、乳腺炎や歯周組織炎など、あらゆる細菌感染症に対して効果を発揮します。
感染症は、病原となる微生物(病原菌)が体内に侵入することで発症します。
異物を感知した体内では、この病原菌から体を守るために自己防衛を行います。その際に、腫れや炎症が生じたり、患部が化膿したり、痛みや発熱を伴う場合もあります。
病原菌の細胞は細胞壁で守られており、細胞分裂を繰り返して増殖していきます。
細菌は細胞壁がないと生存することはできません。
セフジトレンピボキシルは、細菌の細胞壁が作られるのを妨げる作用があり、これにより細菌を死滅させ、増殖するのを抑えます。
病原菌が死滅すると、腫れや炎症が治り、痛みが緩和され、発熱している場合には解熱します。
セフジトレンピボキシルは副作用が比較的少なく、小児にも使用できる抗生物質です。
幅広い感染症に対して有効なので、常備薬としてもおすすめです。
<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、 慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門 周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を 含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感 染、膀胱炎、腎盂腎炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮 内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、 中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
*ベターヘルスではこの他にも抗生物質のお薬を取り揃えています。
セフジトレンピボキシルの服用方法
成人の場合、1回100mg(力価)を1日3回、食後に服用してください。
なお、年齢及び症状に応じて適宜増減しますが、重症又は効果不十分と思われる場合は、1回200mg(力価)を1日3回食後に服用してください。
● 耐性菌の発現等を防ぐ為、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるようにしてください。
セフジトレンピボキシルの副作用
セフジトレンピボキシルの副作用として、下記のような症状があらわれる可能性があります。
● 過敏症:発疹、蕁麻疹、紅斑、発熱、関節痛など
● 消化器症状:下痢、吐き気、胃不快感、腹痛など
● 肝臓症状:AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、黄疸、Al-P上昇
● その他の症状:頭痛、めまい、浮腫、ビタミンK欠乏症状など
また、ごく稀に重大な副作用として下記の症状があらわれる可能性があります。
● ショック,アナフィラキシー
● 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
● 中毒性表皮壊死融解症TEN、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑
● 間質性肺炎,PIE症候群
● 肝機能障害
● 急性腎障害等の重篤な腎障害
● 無顆粒球症,溶血性貧血
上記の症状や異常を感じた場合、すみやかに服用を中止して医療機関を受診してください。
ゾスタムOの服用時の注意
慎重投与
● ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
● 本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
● 高度の腎障害のある患者
● 高齢者
● 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者
重要な基本的注意
● ショックを起こすおそれがあるので、十分な問診を行うこと。
ゾスタムOの保管方法
● この薬は、暗くて涼しい場所に置き、熱や湿気、直射日光を避けてください。
● 子供が誤って飲まないように、手の届かない場所に保管してください。
● 使った後は、キャップをしっかりと閉めて、もとの箱に入れてください。これは薬の効果を保つためです。
● 期限が過ぎた薬は使わないで、適切に廃棄してください。
ゾスタムOの通販・個人輸入について
この製品は、インドのズベンタス・ヘルスケア社が開発・販売する、国際的な基準に適合したジェネリック医薬品です。
※製造国の詳細は、こちらでご覧いただけます。
ベターヘルスは、海外医薬品の個人輸入をサポートするサービスです。お客様のご要望に応じて、海外のパートナーと協力して、医薬品の調達や輸入・通関の手続きを代行いたします。
参考:
セフジトレンピボキシル錠100mg:一般社団法人 薬の適正使用協議会
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