ペクセップ – パロキセチン

◆パロキセチンの効果効能

有効成分「パロキセチン」は「選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）」にあたる抗うつ薬です。
脳内のシナプスから放出された神経伝達物質のセロトニンが、再びシナプスに吸収される（再取り込み）を阻害する作用があります。
これにより、脳内のセロトニン濃度が高まり、神経伝達がスムーズになることで、抗うつ・抗不安作用を示し症状を和らげます。

うつ病のほか、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害（PTSD）などの治療に使用されます。

◆ペクセップの服用方法

用法は症状により異なります。尚、下記は全て成人での用量になります。

＜うつ病・うつ状態＞

1日1回夕食後、20〜40mgを服用します。服用は1回10〜20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量します。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減します。

＜パニック障害＞

1日1回夕食後、30mgを服用します。服用は1回10mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量します。なお、症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減します。

＜強迫性障害＞

1日1回夕食後、40mgを服用します。服用は1回20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量します。なお、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減します。

＜社会不安障害＞

1日1回夕食後、20mgを服用します。服用は1回10mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量します。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減します。

＜外傷後ストレス障害＞

1日1回夕食後、20mgを服用します。服用は1回10〜20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量します。なお、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減します。

◆パロキセチンの副作用

一般的な副作用として、傾眠、めまい、嘔気、口渇、食欲不振、頭痛などがあります。

重大な副作用として、セロトニン症候群、悪性症候群、痙攣、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、重篤な肝機能障害、白血球減少、血小板減少などをはじめとした症状が稀に起こる可能性があります。

本剤の使用中に異常や違和感があった場合は使用を中止し、医師の診察を受けてください。

◆パロキセチンの使用上の注意

服用初期や用量変更直後は、眠気・めまい、不安や自殺念慮などが強まり得るため、運転や危険作業を避け、異常を認めたら直ちに医師へ報告してください。

急な中止・減量は離脱症状を招くため、数週〜数か月かけ段階的に行い、症状が強い際は一度用量を戻し再調整します。躁転防止のため双極性障害を除外し、気分の異常高揚があれば速やかに受診を。PTSDでの使用時は定期評価により継続の是非を確認してください。

◆ペクセップの保管方法

高温多湿や直射日光を避け、涼しくてお子さまの手の届かない場所で保管してください。

品質保持のため、開封後は必ず付属の容器に入れてご使用ください。

使用期限を過ぎたお薬は服用しないでください。

◆ペクセップの通販・個人輸入について

ペクセップはインドの製薬会社インタスファーマ社が製造・販売しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参考：

パロキセチン：Wikipedia

医療用医薬品 : パロキセチン

パロキセチン錠10mg：medley