オブラル G – ノルゲストレル+エチニルエストラジオール

◆ノルゲストレル + エチニルエストラジオールの効果効能

黄体ホルモンの「ノルゲストレル」と、卵胞ホルモンの「エチニルエストラジオール」を組み合わせた中容量ピルです。

下垂体ホルモン（FSH・LH）の分泌を抑えて排卵を抑制し、子宮内膜を再生・分泌相へ移行させる作用があります。

女性ホルモンを補うことで、機能性子宮出血、月経困難症、月経周期異常、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全などの治療に用いられるほか、不妊治療における卵巣刺激の開始時期調整にも使われます。

さらに、ノルゲストレルは従来の黄体ホルモンで問題とされていたアンドロゲン作用などを軽減しており、改良型の成分として配合されています。

中容量ピルは低用量ピルよりホルモン量が多く、避妊効果はほぼ100％と高い一方で、副作用や身体への負担も大きいため、日常的な避妊薬として用いることは少ないです。

◆オブラル Gの服用方法

＜機能性子宮出血＞

1日1錠を7〜10日間連続で服用します。

＜月経困難症、月経周期異常（稀発月経、頻発月経）又は生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全＞

1日1錠を月経周期第5日より約3週間連続で服用します。

◆ノルゲストレル+エチニルエストラジオールの副作用

一般的な副作用として、肝機能の異常、頭痛、吐き気、乳房痛、めまい、不正出血などの症状が現れることがあります。

重大な副作用として稀に、血栓症（四肢、肺、心、脳、網膜等）が起こる可能性があります。

上記以外にも、体調の異変を感じた場合は速やかに医師の診察を受けてください。

◆ノルゲストレル+エチニルエストラジオールの使用上の注意

本剤は血栓症のリスクがあり、下肢の急な痛み・腫れ、突然の息切れ・胸痛、激しい頭痛、麻痺や視力異常など血栓を疑う症状があれば直ちに中止して受診してください。

体動困難、著明な高血圧、脱水、手術前後などリスクが高い状況では投与を中断し、喫煙は厳禁です。長期投与時は約6か月ごとに婦人科検診を行い、生殖補助医療で用いる場合は専門医の管理下でリスク説明のうえ実施してください。

◆オブラル Gの保管方法

日光が直接当たらない、涼しく乾いた場所にしまってください。

小さなお子さんの手の届かない場所に置いてください。

間違った使い方を避け、品質を守るために元の容器に入れたままにしてください。

使用期限を過ぎたお薬はご使用をお控えください。

◆オブラル Gの個人輸入について

オブラル Gは、インドの製薬企業ファイザーが製造・販売しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参考：

医療用医薬品 : プラノバール

プラノバール配合錠 – 医薬品医療機器情報提供ホームページ

エチニルエストラジオール：wikipedia