オルメスマート – オルメサルタン

◆オルメサルタンの効果効能

オルメスマートに含まれる有効成分のオルメサルタンは、血圧を下げる「降圧剤」にあたる医薬品で、その中でも新しい「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)」という種類に分類される薬です。

血圧の正常値はふつう、血管収縮期の血圧が140mmHg未満、血管拡張期の血圧が90mmHg未満とされており、このうちどちらか一方がこの値より高い場合に高血圧と診断されます。

高血圧の要因には心臓血管の病気や腎臓機能の異常など様々なものがありますが、いずれの場合にも血圧を上げる「アンジオテンシンII」が関わっています。これが「アンジオテンシン受容体(AT受容体)」という受容体と結合することによって、血管を収縮させたり、血圧を上昇させる作用をあらわします。また、アンジオテンシンII は心臓の肥大化や、腎臓の機能が低下した状態になる腎線維化などの症状を進行させると原因と考えられています。

オルメサルタンは、このアンジオテンシンⅡが受容体に結合するのをブロックすることでアンジオテンシンⅡの働きを抑える作用があります。これにより血管が収縮するのを防ぎ、血管を拡張することで、高すぎる血圧を下げます。また、オルメサルタンは心臓や腎臓の保護作用も期待できるとされ、心不全や腎臓病の予防薬としても使用されます。

＊ベターヘルスでは他にも、オルメサルタンを有効成分としている高血圧治療のジェネリック医薬品を取り扱っています。

◆オルメスマートの服用方法

成人の場合、オルメスマートをオルメサルタンとして1日1回、10～20mgを服用してください。
1日5～10mgの服用から開始し、年齢および症状によって適宜増減します。
1日の最大服用量は40mgまでとしてください。

◆オルメサルタンの副作用

オルメサルタンの主な副作用として、発疹、立ちくらみ、めまい、軟便、腹痛、吐き気などの症状が発現する場合があります。

また、重大な副作用として稀に、血管浮腫や腎不全、高カリウム血症のほか、ショックやアナフィラキシー、失神、意識消失、肝機能障害や黄疸、血小板減少、低血糖、横紋筋融解症、重度の下痢、間質性肺炎といった重篤な副作用が報告されています。

これらの症状および異常が見られた場合は、医師の診察を受けてください。

◆オルメスマートの使用上の注意

オルメサルタンを使用中は、肝機能障害が報告されることがあります。定期的に肝機能検査を受け、異常を感じたら医師に相談してください。

手術前日の服用は避けてください。レニン−アンジオテンシン系を抑制する作用により、麻酔時に血圧が急激に低下するリスクがあります。

血圧低下によりめまいやふらつきを感じることがあります。高所作業や自動車運転など、危険を伴う作業を行う際は十分注意してください。

他の降圧剤や利尿剤との併用により、血圧が過度に低下する場合があります。併用薬については医師または薬剤師に相談してください。

◆オルメスマートの保管方法

直射日光や高温多湿を避けた涼しい場所に保管してください。

小さなお子様の手の届かないところに置いてください。

品質保持のため、元の容器に入れて保管してください。容器を替えると誤用の原因となるおそれがあります。

有効期限を過ぎた薬は使用しないでください。

◆オルメスマートの通販・個人輸入について

オルメスマートは、インドのヘリオス・ファーマシューティカルズ社が製造販売している、先発医薬品と同じ有効成分を含むジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参考：

医療用医薬品 : オルメサルタン

オルメサルタンOD錠20mg「ファイザー」の基本情報

オルメサルタンOD錠20mg：medley」