説明
ミルタザピン錠の効果
ミルタザピン(Mirtazapine)は、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)というタイプの抗うつ剤です。従来の抗うつ剤に比べて、副作用が軽い、効き始めが早いことで知られます。
有効成分ミルタザピンには、気分を和らげ、不安、いらいら、不眠などの症状を改善する効果が認められています。
ミルタザピンの効果時間は、ミルタザピンを服用して1時間ほどでピークになり、32時間で半分の量(半減期)になります。
ミルタザピン錠の服用方法
日本で承認されているミルタザピン錠の用法用量は次の通りです。
成人:1日ミルタザピン15mgを初期用量とし、15〜30mgを1日1回就寝前に服用します(副作用に眠気があるため就寝前のタイミング)。
医師の判断により、年齢、症状に応じ1日45mgを超えない範囲で適宜増減。増量する場合は1週間以上の間隔をあけて、1日用量として15mgずつ行われます。
本製品MIRA30は、ミルタザピン30mgなので、初めは半錠にカットして15mgに調整ください。ミルタザピンは半錠(15mg)で効果を確認し、飲み続けるとより安定していきます。
ミルタザピン錠の副作用
副作用は主に、体重増加、倦怠感、傾眠、浮動性めまい、頭痛、便秘、口渇、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇などが5%以上報告されています。頻度は不明ですが、まれに重大な副作用があらわれることがありますので、異常が認められた場合は使用を中止して適切な処置を受けてください。
副作用についてさらに詳しくは、ミルタザピン錠(リフレックス)の副作用でご確認ください。参照※
ミルタザピン錠使用上の注意
抗うつ剤ミルタザピンは、症状が改善されるまでに数週間ほどかかることがあります。即効性がある薬では無いので、すぐに実感できないからといって「やめたい」と自己判断せず、医師の指示に従ってください。勝手にくすりの服用をやめることは、うつ病の再発や慢性化の原因とされます。
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方は使用できません。
併用禁止・併用注意の薬剤があります。ミルタザピン錠と併用すると本剤の作用が減弱、増強される可能性があります。服用中の薬がある方は、担当医に必ずご相談ください。
MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を服用中、あるいは服用中止後2週間以内の方は使用できません(禁忌)。
ミルタザピン錠の通販・個人輸入について
MIRA 30はミルタザピン錠のジェネリック医薬品で、インドの製薬会社NEURO LIFESCIENCES(SBS BIOTECHの一部門)が製造しています。日本からは個人輸入の手続きで通販することが可能です。ベターヘルスでは、個人輸入の煩雑な手続きを代行しております。
参照:
shigeru –
引きこもり生活1年を超えました。自分だけじゃどうしようもないと思って30mgを試しました。気の持ちようもあると思いますが、再就職をしようかな?と気持ちが上がって来たのが分かります。ただ、焦らず薬に頼りつつも、なんとかまともな社会人になろうと思っています。
徳介 –
二十代前半に会社をやめてから、抑うつと診断されました。あれから五年。ようやく新しい仕事場を見つけて勤務しています。3ヶ月くらい経過したのですが、たまにうつっぽくなりそうなので、薬を使って対処しています。会社にいけてるということは効果があるということなので、気分が落ちかけたら使います。