説明
アトルバスタチンの効果効能
リピダトールに含まれるアトルバスタチンは「HMG-CoA還元酵素阻害剤」に分類されている医薬品で、とくに「スタチン系」というものにあたります。
スタチン系のお薬は、肝臓でコレステロールが作られるのを抑え、血液の中の「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」を低下させる働きがあります。悪玉コレステロールの改善に用いる薬としてアトルバスタチンは第1選択薬となっています。
脂血症(脂質異常症)は血液中のコレステロールやトリグリセリド(TG)の数値が異常に高くなります。本来、コレステロールは細胞膜や、消化吸収に必須の胆汁酸、ホルモンをつくるもととなる大切な物質です。しかし、悪玉コレステロールが増加する高コレステロール血症は、長い間に自覚症状がない状態でも動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症、急性冠症候群を引き起こす原因となります。
コレステロールは肝臓で作られますが、このコレステロールが作られるのに必要な物質が「HMG-CoA還元酵素」です。
アトルバスタチンは、肝臓でのHMG-CoA還元酵素の働きをブロックすることで、コレステロールの合成を抑える作用をあらわします。この作用により血液中の脂質動態を改善しコレステロール値を下げ、動脈硬化の進行を抑えることで、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などリスクを減らします。
「循環器疾患予防のための脂質異常症治療の基本」日本循環器病予防学
※脂っこいものが好きだけど、油分が気になる人には「オルリガル」もおすすめです。
アトルバスタチンの服用方法
アトルバスタチンの服用方法は症状により異なります。
〈高コレステロール血症〉
成人の場合、1回10mgを1日1回服用してください。
年齢・症状に応じて適宜増減しますが、重症の場合は1日20mgまで増量します。
〈家族性高コレステロール血症〉
成人の場合、1回10mgを1日1回服用します。
年齢・症状に応じて適宜増減しますが、重症の場合は1日40mgまで増量します。
アトルバスタチンの副作用
アトルバスタチンの主な副作用として、下記のような症状があらわれる場合があります。
● 皮膚症状:発疹、皮疹、かゆみ、発赤など
● 肝機能系症状:AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇など
● 筋骨格系症状:CK上昇、筋肉痛、関節痛など
● 内分泌系症状:テストステロン低下、コリンエステラーゼ上昇など
● その他の症状:頭痛、全身倦怠感、帯状疱疹など
また、重大な副作用として稀に下記のような症状があらわれる場合があります。
● 横紋筋融解症
● 免疫介在性壊死性ミオパチー
● 劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸
● 中毒性表皮壊死融解症
● 血管神経性浮腫、アナフィラキシー反応、蕁麻疹を含む重度の過敏症状
● 無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症
● 間質性肺炎
● 重症筋無力症
これらの症状や異常が現れた場合は服用を中止し、医師の診察を受けてください。
リピダトールの使用上の注意
重要な基本的注意
● 高コレステロール血症の治療では、まず食事療法を実施することが基本です。さらに、運動療法や高血圧、喫煙などの心臓に悪影響を及ぼす要因を減らすことも重要です。
● 薬を服用している間は、定期的に血液検査を受けて、脂質値の変化を確認してください。薬が効いていない場合は、服用をやめてください。
● 本剤は、稀に肝臓に重大な影響を及ぼすことがあります。吐き気や嘔吐、だるさなどの症状が出たら、すぐに服用をやめて、医師に連絡してください。また、服用している間は、最初の12週間は1回以上、その後は定期的(半年ごとなど)に血液検査を受けて、肝臓の状態をチェックしてください。
● 白血球や赤血球、血液の固まりを作る血小板が減ってしまうことがあります。これは感染症や出血などのリスクを高めるので、定期的に血液検査を受けて状態をチェックする必要があります。
● 血液中の糖分が高くなってしまうことがあります。これは糖尿病になる可能性があるので、喉の渇きや尿の量が増えたり、体がだるくなったりすることに注意してください。定期的に血糖値を測定して状態をチェックする必要があります。
リピダトールの保管方法
● 高温や湿気に影響されない、暗くて冷たい場所に保管してください。
● 子供の手の届かないところに置いてください。
● 製品の品質を保つため、元の容器に入れたまま保管してください。
● 使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
リピダトールの通販・個人輸入について
この製品は、インドのヒーリングファーマ社によって開発・販売されている、国際基準を満たしたジェネリック医薬品です。
※製造国に関する詳細は、こちらでご確認ください。
ベターヘルスは、海外医薬品の個人輸入代行サービスです。お客様のご注文に基づいて、海外の提携先と連携して、医薬品の購入や輸入・通関などの一連の手続きを代行いたします。
参考:
koji –
健康診断でコレステロール値が高いって診断されたので、とりあえず買ってみました。病院に行ったら初診料やら処方箋料やら何やら取られるので、通販で買えるのは便利です。次の健康診断ではコレステロール値が下がってることを期待します。