CBDは欧米を中心に大ブームを巻き起こしている健康サプリメントです。
大麻から健康にメリットのある安全な成分 CBDが抽出され、CBDオイルやペーストなどの製品として提供されています。
大麻と聞くとマリファナなど、向精神作用のある、いわゆる「ハイ」になる薬物というイメージがあると思いますが、このような作用をもたらす成分はTHCと呼ばれています。
大麻からこのTHCを取り除き、健康にメリットのある成分であるCBDを含んだ製品が、素晴らしい自然療法になると人気を集めています。
この記事では科学的にも実証されているCBDオイルの健康メリットをご紹介します!
※CBDは医薬品ではないため、ヒーリングの効果があるかどうかを確定するためには更なる研究が必要とされています。疾患がある方は、医師に相談して摂取するようにしてください。
日本で2010年にムンディファーマが発表した調査報告によると、日本の成人の慢性疼痛保有率は22.5%であると推計されています。
アメリカでは慢性的な痛みを抱えて生きている人々が多く、推定1億人のアメリカ人が慢性疼痛(まんせいとうつう)の影響を受けて生活しています。この問題は「慢性的な痛みシンドローム」とも呼ばれ、社会問題となっています。
イギリスでは人口のほぼ半分近い約2800万人が、何らかの形の慢性疼痛を抱えて生活しているとされてます。慢性的な痛みは社会生活への障害となり、人々が生きることを苦痛に感じる主な原因となっているです。
世界的にも本当にたくさんの人々が慢性的な痛みと共に生きています。
慢性的な痛みには、さまざまな種類があります。
腰痛などの筋肉・関節の痛み、神経系の疾患によって引き起こされる慢性神経障害性疼痛、線維筋痛など。また頭痛や胸痛などの場合もあります。
ほとんどの場合は痛みを感じながらも我慢して日常生活を続けますが、痛みがひどくなると、仕事時間を減らす必要があったり、通常の生活を続けるための活動も困難になることがあります。
CBDは慢性疼痛を和らげるサポートをすることができます。
市販の鎮痛剤は肝臓で代謝されることから肝臓に悪影響を及ぼすため、長期間毎日服用することは推奨されていません。
一方、CBDは天然成分のサプリメントですので内臓にも優しく、続けることでヘルスケアにも繋がることから、慢性疼痛に悩まされている人々に希望を与える代替自然療法となっています。
ここで、ベターヘルスストアーがお取り扱いしているファーマヘンプ社のCBDペーストを使用したカスタマーレビューをご紹介します!
参照:
不眠症や、安らかで平穏な睡眠をとることに苦しんでいる方、睡眠時間に不安などで眠れない方には、CBDが良い解決策となるかもしれません。
CBDは心と身体をリラックスさせ、心拍数を下げて、安らかな眠りにつくことができるようにサポートします。
2019年に発表された論文では、CBDが睡眠を改善し、または不安を軽減できるかどうかの調査が行われました。この研究において72人の被験者が参加しました。その中で、47人が不安を感じており、25人が不眠症を経験していました。
被験者が毎日カプセルで25mgのCBDを摂取したところ、最初の1月の間に、患者の79.2%が不安レベルの低下を報告し、66.7%が睡眠の改善を報告しました。
参考:
https://www.healthline.com/health/cbd-for-insomnia#research
Federation of European Biochemical Societies Letters誌に発表された2006年の研究では、CBDが、照明が点いている時のラットの覚醒状態を改善し、REM睡眠を減少させたことが報告されています。
レム睡眠とは、夢を見ている睡眠の段階であり、急速な眼球運動が観察できる段階です。つまり、レム睡眠の減少は熟睡している状態が長いことを示しています。
CBDは脳の覚醒時の活動を増加させ、CBDがドーパミン放出の増加を誘発することが発見されました。ドーパミンは神経伝達物質の1つであり、「やる気」が出て、活動的である時はドーパミンのレベルが高くなっている状態のときです。
参考:
https://weedmaps.com/learn/cbd/cbd-oil-insomnia
このことから、CBDは睡眠の質を改善し、起きているときには活動的に動くことができるようにサポートをすることができると言うことができるでしょう。
参照:
日本でうつ病の有病率は2008年には104万人に達したとされ、そのうちで3人に一人は病院に行かないとされていることから、実際にはもっと多くの人がうつ病でなやんでいるとされています。
アメリカの不安とうつ病 協会(Anxiety and Depression Association of America)によると、うつ病は毎年アメリカの人口の6%に影響を与え、不安症は18%に影響を与えていると報告されています。
CBDオイルは不安とうつ病に役立つことが研究によって示されています。
CBDは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会不安障害、および強迫性障害などの症状を抱える人々において、ストレスと不安のレベルを低下させるサポートをすることが示されています。
専門家は、うつ病に対するCBDの潜在的な利点は、脳内のセロトニン受容体に対するポジティブな作用に関係していると考えています。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていますが、脳内の三大神経伝達物質の一つです。
セロトニンが不足すると、イライラ・意欲の低下、慢性的な疲労を感じやすくなり、精神のバランスを崩しやすくなるとされています。暴力的になったり、うつ病になったりすることもあります。
そのため、セロトニンのレベルを高めることがうつ病の治療では重要だとされており、反対に、セロトニンレベルが低くなるとうつ病に繋がる可能性が高くなります。
CBDは必ずしもセロトニンレベルを高めるわけではありませんが、脳の化学受容体が、脳内と神経系に存在するセロトニンにポジティブな影響を与え、セロトニンの作用を高めることがわかっています。
参考:
https://www.healthline.com/health/cbd-for-depression#cbd-vs-antidepressants
2014年のマウスを使った研究では、脳内の化学受容体に対するCBDの効果により、抗うつ作用と抗不安作用の両方がもたらされることがわかりました。
ほとんどの抗うつ薬は、効き始めるのに数週間かかります。
しかし、2019年のマウスを使用した研究では、CBDには迅速かつ持続的な抗うつ作用があることがわかりました。
CBDは、抗うつ薬よりも副作用が少ない可能性が高いとされています。不眠症、性機能障害、気分の浮き沈み、興奮は、抗うつ薬の一般的な副作用になります。 このような副作用は、CBDはでは見られません。
数々の研究において、CBDが骨の成長と治癒を促進する優れたサプリメントであることが報告されています!
科学者たちは過去10年間、CBDが骨の治癒と発達に及ぼす影響を研究してきました。研究の結果、CBDが骨折した骨を癒し、骨を強くするプロセスを加速できることが報告されました。
Journal of Bone and Mineral Research誌では、CBDが骨を強化し、骨折の治癒を促進することが示された研究を発表しました。研究者のYankel Gabetはまた、CBDを摂取して治療した後、治癒後の骨は将来折れにくくなるだろうと指摘しています。
2017年8月にEU薬理学会で発表された研究においては、脊髄損傷のラットにおけるCBDの治療効果が調査されました。 CBDは骨の量・厚さ・骨梁数を増加させ、骨梁分離を減少させることが示されました。また、最終的な剛性と、エネルギーが増加したことがわかっています。これらの結果により研究者は、CBD摂取により、脊髄損傷が誘発する病変下海綿骨損失の重症度が低下すると結論付けています。
マリファナの使用は食欲およびカロリー摂取量を増加させることが知られていますが、それはBMIの低下、肥満の減少、および糖尿病の可能性の減少に関連しています。
成人男性および女性4,657人を対象としたある研究(観察)では、過去および現在のマリファナ使用者は、空腹時血糖およびインスリンレベルが低く(16%)、胴囲およびBMIが低く、インスリン抵抗性が低かった(18%)、およびHDLが高かった。これらすべての要因が糖尿病の発症に関連しているので、マリファナは予防を提供するようです。
国立バイオテクノロジー情報センターで行われた研究によると、慢性的な炎症は、心臓病、癌、アルツハイマー、自己免疫疾患などを含む多くの感染性ではない疾患の一因となると報告しています。
研究では、CBDオイルがこれらの病気につながる慢性的な炎症を減らすことができることを示しています。
CBDは、炎症に対する内在性カンナビノイド・システムへの強力な助けになる のです。国立バイオテクノロジー情報センターの論文では、「エンドカンナビノイドをコントロールすることにより、炎症性疾患に対する強力な治療法を構成できると報告されています。
T調節細胞(Treg)は炎症を抑制する働きをします。
CBDなどのカンナビノイドは、Tregを上方制御することがわかりました。
また、免疫細胞によって分泌される神経伝達タンパク質のサイトカインは、炎症を促進しますが CBDはまた、サイトカインの産生を抑制します。
関節リウマチや癌などの状態や疾患も、ECSの操作によってプラスの影響を受ける可能性があります。関節のこわばり、圧痛、痛み、腫れなどをCBDは改善することが研究により明らかになっています。
参考:
https://thriveflower.com/how-does-cbd-help-with-inflammation/
健康的な食事とライフスタイルは心臓の健康にとって最優先事項ですが、CBDオイルは心臓の健康改善に役立ちます。研究によると、カンナビジオールは動脈閉塞を減らし、ストレスによる心血管への悪影響を減少させ、血圧を下げるサポートを行うとされています。
CBDオイルは皮膚の状態を治療するために塗布して使用することができます。
CBDは皮膚におけるオイルの生成を調整することを助け、ビタミンEのような多くの栄養素が含まれていることから、肌の改善と保護に役立ちます。
ニキビの原因は遺伝、バクテリア、炎症、皮脂の過剰生産、皮脂腺によって作られる油性分泌物などによって引き起こされると考えられています。
CBDオイルは、その抗炎症作用と皮脂生成を減らすサポートを行うことから、肌のトラブルからの改善に貢献するとされています。
CBDは日々の活動において集中力を保ち続けるためにドーパミンレベルを調節するサポートを行うとされています。
さらにCBDは認知能力を高めるため、脳は気分の浮き沈み、恐れや不安などを感じすぎることを避け、最適なコンディションで動くことができるように調整することをサポートします。
国立医学図書館で行われた研究において、CBDは人々が喫煙をやめることを助けることができることが報告されました。喫煙者はべイプとCBDオイルが与えられ、1週間の期間、喫煙をしたい時にはいつでもCBDを使用するようと指示されました。その結果、CBDをベイプで使用した人々は、喫煙への衝動が大幅に減り、ニコチンに対する強い欲求がかなりなくなったことが報告されました。
大麻は何世紀にもわたって吐き気や嘔吐を抑えるために使用されてきました。
マリファナに含まれる80種類以上のカンナビノイド化合物の中で、中毒性THCと非中毒性CBDの両方が動物実験における吐き気と嘔吐の解消に役立つことが研究により明らかにされています。
日本の薬機法では、日本の厚生労働省より承認されているお薬のみ「効果がある」と記すことが許されています。ということは、実際にサプリメントなどが効果があっても、効果があると記すと違法になってしまうのです。
インドでは実際に病気の治療に活用されているアーユルヴェーダ療法も、このような理由から日本では広まりにくい環境にあります。
しかし、科学的な医薬品だけが本当に効果があるなんて、信じられますか?
古代からの知恵を受け継いで作られた漢方薬も、指定を受けている数十種類の漢方薬を除けば保険も効かず、漢方等の購入費用は医療費控除の対象外とされていたりします。
上記のような理由から、CBDに効果があったとしても、治療のために使用することが難しくなっています。
また、サプリメントのため、摂取方法や量も自らの判断に委ねられることになります。
このような状況の中でCBDを安全に摂取するためには、少量・もしくは低用量から始めて、徐々に量を増やしながら適量を見つけると良いでしょう。
また、大麻は植えられた土地の工業不純物を吸い取って、土地を浄化させる特性を持っているため、オーガニック栽培の安全な土地で栽培された大麻を使用して作られたCBD製品を購入する必要があります。
サプリメントの成分表示には厳格な規定がないため、実際に含まれている量とは異なる成分表示がされているいい加減な製品もたくさん市場に出回っています。
信頼できるCBD製品は外部機関からの製品鑑定書が発行されており、常に安全で高品質の製品を提供するように管理を徹底している会社と言えます。
このような点に注意してCBD製品を摂取することは、大きな健康メリットに繋がるでしょう。
筆者のオススメのCBD製品はスロベニアに本社を構えるファーマヘンプ社(Pharmahemp)の製品です。
スロベニアはクロアチアやハンガリーに隣接している中央ヨーロッパの小さな国です。家族経営の会社で大麻も手摘みで収穫されるようです。オーガニック栽培で安全な土地で栽培されており、ヨーロッパでは比較的物価も安いことから、高品質のCBD製品をお手ごろ価格で購入することができます。
日本のリテイラーの中ではベターヘルスストアーが取り扱っている製品のバラエティーが多いように思えます。
医薬品に頼らずに自然な成分で治療したいとお望みの少しでも多くの方に、CBDのヒーリングの大きな力が知れ渡るようになることを願っています。