ガラマー – ガランタミン

◆ガランタミンの効果効能

ガランタミンは、アルツハイマー型認知症の症状の進行を遅らせる抗認知症薬です。
初期から中等度のアルツハイマー型認知症に使用され、症状の進行をできるだけ遅らせ、患者の生活の質（QOL）の維持を助けます。

アルツハイマー病では、記憶や思考に関わるアセチルコリンという神経物質が減少し、神経細胞同士の情報伝達がうまくいかなくなることで、物忘れや理解力・判断力の低下といった症状が現れます。

ガランタミンは、アセチルコリンを分解する酵素であるアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害することで、脳内のアセチルコリン濃度を高め、神経伝達を改善します。

さらにガランタミンは、アセチルコリンを受け取る受容体に直接作用してその感受性を高め、神経の働きをより活発にする効果も持っています。
これらの作用により、記憶力や思考力などの低下を抑え、認知機能の維持を助けます。

◆ガラマーの服用方法

1日8mg（1回4mgを1日2回）から開始し、4週間後に1日16mg（1回8mgを1日2回）に増量して服用します。
なお、症状に応じて1日24mg（1回12mgを1日2回）まで増量できますが、増量する場合は変更前の用量で4週間以上投与した後に増量してください。

◆ガランタミンの副作用

一般的な副作用として、食欲不振、食欲減退、悪心、嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。
重大な副作用として、失神、徐脈、心ブロック、QT延長、急性汎発性発疹性膿疱症、肝炎、横紋筋融解症が起こる可能性があります。

上記以外にも、身体に異変を感じた場合は速やかに医師の診察を受けてください。

◆ガランタミンの使用上の注意

アルツハイマー型認知症では運転や機械操作の能力が徐々に低下し、本剤でめまい・眠気も起こり得るため、服用中は自動車運転など危険を伴う作業を避けてください。

治療中は、疾患やコリンエステラーゼ阻害剤に伴う体重減少に注意して体重変化を観察します。効果が認められない場合は漫然と継続せず見直し、またドネペジル等の同系薬との併用をしないでください。

◆ガラマーの保管方法

日光が直接当たらない、涼しく乾いた場所にしまってください。

小さなお子さんの手の届かない場所に置いてください。

間違った使い方を避け、品質を守るために元の容器に入れたままにしてください。

使用期限を過ぎたお薬はご使用をお控えください。

◆ガラマーの通販・個人輸入について

ガラマーは、インドの製薬企業サン・ファーマが製造・販売しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参考：

医療用医薬品 : ガランタミン

ガランタミンOD錠8mg「JG」の基本情報 : 日経メディカル

ガランタミン：wikipedia