説明
バクロフェンの効果効能
バクロフ リキッドの有効成分であるバクロフェンは、「抗痙縮剤」に分類される医薬品です。脳から筋肉への緊張の伝達命令を抑えることで筋肉をほぐし、肩凝りや腰痛などの痛みを和らげます。また、痙性麻痺などの筋肉がこわばる病気や、脳卒中の後遺症治療にも用いられています。
筋肉の緊張は、脳→脊髄→筋肉という順で緊張の伝達がされることでおこります。筋肉が緊張した状態が長く続くと、肩こりや頭痛などが起こりやすくなります。また、しびれや痛みで体が動かし辛くなってしまいます。
バクロフェンは、筋肉を緊張させる神経伝達を抑え筋肉の緊張を緩和する、筋弛緩作用があります。また、筋肉の緊張を緩和することで血流改善に対しても効果を発揮します。
筋緊張状態による腰痛や緊張型頭痛のなどの症状改善のほか、脳血管障害、頸部脊椎症による痙性麻痺、脳性麻痺、多発性硬化症、運動ニューロン疾患、その他頭部・脳・脊椎の損傷によって発症する可能性のある硬直、緊張、こわばり、などの筋肉症状の改善にも期待できます。
適応症状(下記の疾患による痙性麻痺)
脳血管障害、脳性(小児)麻痺、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、脊髄血管障害、後縦靱帯骨化症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、その他の脳性疾患、その他のミエロパチー
参照:ITB(髄腔内バクロフェン)療法 ─日本における新しい重度痙縮の治療
*ベターヘルスでは、片頭痛の薬もご用意しています。
バクロフェンの服用方法
バクロフェンの服用方法・用量は年齢および症状により異なります。
〈成人〉
初回量として1日5〜15mgを1〜3回に分けて食後に経口投与します。以後、症状を観察しながら標準用量に達するまで2〜3日毎に1日5〜10mgずつ増量します。
標準用量は1日30mgとされていますが、本剤に対する反応には個人差があるため、年齢および症状に応じて適宜増減します。
〈小児〉
初回量として1日5mgを1〜2回に分けて食後に経口投与します。以後、症状を観察しながら、標準用量に達するまで2〜3日毎に1日5mgずつ増量します。症状および体重に応じて適宜増減します。
標準用量は年齢により、下記の通り異なります。
〈4〜6歳〉
1日5〜15mgを2〜3回に分けて食後に経口投与します。
〈7〜11歳〉
1日5〜20mgを2〜3回に分けて食後に経口投与します。
〈12〜15歳〉
1日5〜25mgを2〜3回に分けて食後に経口投与します。
バクロフェンの副作用
バクロフェンの主な副作用として下記のような症状があらわれる可能性があります。
● 精神神経症状:眠気、頭痛、抑うつ、鎮静、知覚異常など
● 消化器系症状:悪心、食欲不振、胃部不快感、嘔吐など
● その他の症状:脱力感、めまい、ふらつき、倦怠感、むくみなど
また、稀に重大な副作用として下記の症状があらわれる可能性があります。
● 意識障害、呼吸抑制
● 依存性
これらの症状や異常が見られた場合は、服用を中止して医師の診察を受けてください。
バクロフ リキッドの使用上の注意
重要な基本的注意
● 本剤を長く続けて使っていると、急にやめると幻覚やせん妄などの症状が出ることがあります。本剤をやめるときは、少しずつ量を減らしていくなど、注意してください。
● 本剤を使っていると、眠くなったりすることがあります。本剤を使っている間は、車の運転や危険な機械の操作などはしないでください。
バクロフ リキッドの保管方法
● 湿度や温度の高い環境は避け、日陰で保管してください。
● お子様の手に触れないように、安全な場所に保管してください。
● 必ず元の容器で保管してください。容器を変更すると、間違って使用したり効果が低下したりする可能性がございます。
● 期限切れの製品は使用しないでください。期限は、容器のラベルに明記されております。
バクロフ リキッドの通販・個人輸入について
この製品は、インドのインタス・ファーマシューティカルズ社が開発・販売するジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品とは、特許期間が切れた先発医薬品と同じ成分・効果・品質を持つ医薬品です。
※インドの医薬品業界に関する詳細は、こちらでご覧いただけます。
ベターヘルスは、海外の医薬品を個人輸入する際に必要なサポートを提供するサービスです。お客様のご注文に沿って、海外の提携先と協力してお支払いや輸入・通関の手続きを代行します。
参考:
maeda.y –
ギャバロン錠をつかってみて、効果がありました。しかし、値段が高いのでジェネリックを探していたところこちらのサイトに行き着きました。初めて個人輸入するので不安でしたが、問い合わせしても丁寧に対応していだきました。先日、無事に商品が到着したので、お礼のコメントとして残しておきます。