フルチベートクリーム - フルチカゾンプロピオン酸エステル（Flutivate Skin Cream - Fluticasone）

フルチカゾンプロピオン酸エステルの効果効能

フルチカゾンプロピオン酸エステルは、コルチステロイド外用薬です。

ステロイドには強い抗炎症作用があり、炎症を起こすタンパク質が生成されるのを抑制するのと同時に、炎症を抑えるタンパク質を作ります。

アトピー性湿疹やアレルギー性接触皮膚炎に伴う腫れや赤み、かゆみ等の炎症を短期間で鎮め、症状を改善します。
その他、蕁麻疹、虫刺されにも効果を発揮します。

また、アトピー性皮膚炎は、免疫機能が過剰になることで起こりますが、フルチカゾンプロピオン酸エステルは免疫機能を抑制する作用もあるので、効果的にアトピー性皮膚炎を抑えることが可能です。

※ベターヘルスでは他にもステロイドを含有しているスキンケア製品を他にもお取り扱いしております。

参照：

アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021

フルチベートクリームの使用方法

患部を清潔にしてから、1日1〜数回、適量を患部に塗布してください。

• 顔に塗る場合、眼に入らないよう注意してください。
• 皮膚感染を伴う湿疹や皮膚炎には原則として使用しないでください。

フルチベートクリームの副作用

外用薬は患部に直接作用するので、全身性の副作用はほとんどないとされていますが、稀に下記のような症状があらわれる可能性があります。

• 皮膚症状：細菌性（伝染性膿痂疹、毛嚢炎等）感染症、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、乾燥、刺激感など

また、重大な副作用として下記の症状があらわれる可能性があります。

• 眼圧亢進、緑内障
• 後嚢白内障、緑内障

異常があらわれた場合は、使用を中止して医師の診察を受けてください。

フルチベートクリームの使用上の注意

＜効能共通＞

• この薬を使用している間に鼻の症状が悪化した場合、抗ヒスタミン薬または全身性ステロイド薬を短期間一緒に使い、症状が軽減されるにつれてその薬の量を少しずつ減らしてください。
• この薬は持続効果があるため、特に一年中症状に悩まされる患者が長期間使用する際は、症状が改善して安定している場合、徐々に薬の量を減らすか、または休薬するよう努めてください。
• 全身性ステロイド剤の量を減らす際は、この薬を始めてから症状が安定していることを確認してから、徐々に行います。減量する方法は、一般的なステロイド剤の減量法に従ってください。
• 全身性ステロイド剤の量を減らすことやその使用をやめることで、気管支喘息や時には湿疹、蕁麻疹、眩暈、動悸、倦怠感、顔のほてり、結膜炎などの症状が新たに出たり、悪化したりすることがあります。これらの症状が出た場合には、適切な対処をすることが必要です。
• 全身性ステロイド剤に比べるとリスクは低いですが、点鼻ステロイド剤を使うことによって、クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質の機能抑制、小児の成長遅れ、骨密度の低下、白内障、緑内障、中心性漿液性網脈絡膜症などの全身性の影響が出る可能性があります。特に長期間や大量に使用する場合は、定期的に健康チェックをして、全身性の影響が見られたら適切に対応してください。

フルチベートクリームの保管方法

• 本製品は、高温、多湿、直射日光を避けて冷暗所で保管してください。
• 安全のため、お子様の手に触れない場所に保管してください。
• 使用後は、品質低下を防ぐために、必ず元の容器に戻し、しっかりと蓋を閉めてください。
• 使用期限を過ぎた製品は、使用しないでください。適切な方法で処分してください。

フルチベートクリームの通販・個人輸入について

この製品は、インドのGSK グラクソ・スミスクライン社が製造しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは、海外からの医薬品を個人輸入する際のサポートサービスを行っています。商品の発注、支払い、輸入、通関までのプロセスを代行いたします。

ベターヘルスは、顧客に正規品を提供することを保証するため、厳しい品質管理を施しています。また、顧客のプライバシーを守るために、製品が外部から識別されないような包装で商品を発送しています。この措置により、お客様は配送中のプライバシーを心配せずに、製品を安心して使用できます。

参考：

副腎皮質ホルモン（ステロイド外用塗布剤・噴霧薬など）の解説：日経メディカル

ステロイド外用薬：ウィキペディア

医療用医薬品：フルチカゾンプロピオン酸エステル