ゴートニル – コルヒチン

◆コルヒチンの効果効能

コルヒチンは、イヌサフラン（コルヒクム・オータムナーレ）という植物から抽出されるアルカロイドで、痛風発作の治療や予防、家族性地中海熱（FMF）の治療に用いられる医薬品です。

痛風発作は、関節内に析出した尿酸結晶に白血球が反応して炎症を起こすことで発生します。コルヒチンは、このとき白血球が炎症部位に集まるのを抑制し、炎症反応を鎮めることで、痛風発作を緩和または予防します。

ただし、コルヒチンは尿酸値そのものを下げる作用はなく、あくまで発作時の炎症を抑える薬です。

◆ゴートニルの服用方法

コルヒチンの用量は年齢、症状により増減します。

＜痛風発作＞
成人は1日コルヒチン3〜4mgを6〜8回に分けて服用します（1日1.8mgまで）。
発病予防には、1日コルヒチン0.5〜1mg、発作予感時には1回0.5mgを服用します。

＜家族性地中海熱＞
成人は1日コルヒチン0.5mgを1回または2回に分けて服用します（1日最大投与量は1.5mgまで）。

飲み忘れたときにはすぐに服用し、次の服用時間が近い時は飛ばしてください。2回分を一度に服用しないでください。

◆ゴートニルの副作用

副作用として、全身のそう痒、発疹、発熱、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿蛋白陽性、血尿、乏尿、肝機能異常、脱力感、脱毛などが報告されています。

異常が認められた場合には服用を中止して、医師の診察を受けてください。

◆ゴートニルの使用上の注意

妊婦又は妊娠している可能性のある女性は服用しないでください。

肝臓又は腎臓に障害のある方で、肝代謝酵素CYP3A4を強く阻害する薬剤又はP糖蛋白を阻害する薬剤を服用中の方は使用しないでください。

飲み合わせの悪い薬がありますので治療中の方は医師に相談してください。

本薬の成分に過敏症の既往歴がある方は使用しないでください。

◆ゴートニルの保管方法

直接日光が当たらない涼しく乾燥した場所に保管してください。

小さな子供の手が届かないところに置いてください。

間違った使い方を防ぐため、また、品質を保持するため、元の容器で保管してください。

使用期限が過ぎた薬は使用しないでください。

◆ゴートニルの通販・個人輸入について

ゴートニルは、インドの製薬企業インガ・ラボラトリーズが製造・販売しているジェネリック医薬品です。

ベターヘルスは海外医薬品の個人輸入を代行するサービスです。商品の発注、お支払い、輸入・通関手続きなどを一括して代行いたします。日本のオフィスから万全のカスタマーサポート、プライバシーに配慮した中身のわからない梱包、追跡番号付きの配送で日本全国へお届けします。

※製造国に関する情報は、「商品の生産国」からご確認いただけます。

参照：

医療用医薬品 : コルヒチン

Goutnil Inga Laboratories P. Ltd.

コルヒチン錠 0.5 mg「タカタ」 – くすりのしおり